全8回の講座を通して振付や創作を学んでいきます。参加者には講座を通して作品を制作してもらい、成果発表としてスタジオショーイングを行います。最終講義はショーイングの後、観覧者と共に自身の作品を振り返る形で講座を行います。
日程
第1回目:7月2日[火] 19:30 講師:平原慎太郎
第2回目:7月3日[水] 19:30 講師:平原慎太郎
第3回目:8月18日[日] 13:00 講師:川上りえ
第4回目:8月25日[日] 13:00 講師:櫻井幸絵
第5回目:9月21日[土] 14:00 講師:山下残
第6回目:9月22日[日] 14:00 講師:山下残
第7回目:12月26日[木] 19:30 講師:平原慎太郎
第8回目:12月27日[金] 19:00(成果発表+公開講座) 講師:平原慎太郎
実施会場
CONTE-SAPPORO Dance Centerほか 札幌市内のスタジオ(北海道札幌市西区琴似1条4丁目2-15-4F)
募集概要
振付を学び、ダンス作品を作ってみたい芸術活動経験者(3年以上)を対象とします。何らかの芸術活動に携わっていれば、ダンスの経験は無くても構いません。講座で使用する言語は日本語、年齢制限なし、全ての回に参加できる方を優先します。
必要事項:氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、活動歴、志望の動機
参加費:無料
定員:8名前後
※応募多数の場合は選考のうえ決定させていただきます。
募集期間
6月1日[土]−6月20日[木]
問合・申込
Tel: 080-5591-0098(森嶋)
E-mail: dance@conte-sapporo.com
講師/アーティスト略歴
平原慎太郎
1981年北海道生まれ。 クラシックバレエ、HipHopのキャリアを経てコンテンポラリーダンスの専門家としてダンサー、振付家、ステージコンポーザー、ダンス講師として活動。また、ダンスカンパニー「OrganWorks」を主宰し創作活動を行う。
近藤良平主宰「コンドルズ」、大植真太郎主宰の「C/Ompany」等、国内外のダンス作品に参加。 能楽師 津村禮次郎との共作、劇団イキウメ、小林賢太郎、小林顕作、白井晃などに振付提供、美術家 塩田千春や播磨みどり作品とのコラボレーション等、他分野のアーティストとの交流も盛んに行う。
雑誌「BRUTUS」の特集『つぎのひと。~ 明日を変える人物カタログ~』にてパフォーミングアーツ部門で選出される。
2011年 韓国国際モダンダンスコンペティション最優秀振付家賞。
2013年 文化庁新進気鋭芸術家海外研修派遣にてスペインに9ヶ月研修。
2015年 小樽市文化奨励賞受賞。
2016年 トヨタコレオグラフィーアワードにて次代を担う振付家賞、オーディエンス賞をW受賞。
2017年 日本ダンスフォーラム、ダンスフォーラム賞受賞。
櫻井幸絵
脚本家・演出家。劇団千年王國代表。日本演出者協会会員。札幌座ディレクター。札幌大谷大学非常勤講師。
1999年劇団千年王国旗揚げ。以後、全作品の脚本・演出担当。神話や歴史を題材にした骨太な物語と、ミュージシャンやダンサーとの巧みなコラボレーションによるエンターテイメント性溢れる舞台が特徴。市民ミュージカル、オペラ等、音楽劇の演出も多数。
2011年に韓国光州広域市平和演劇祭に招聘。NHK BSプレミアムドラマ「神様の赤ん坊」のシナリオを担当し、TVドラマでも活躍。
受賞暦:平成17年度札幌市民芸術祭奨励賞。若手演出家コンクール05・最優秀賞・観客賞。遊戯祭07最優秀賞。札幌舞台芸術賞演劇大賞(2009年「贋作者」・2011年「狼王ロボ」2013年「ローザ・ルクセンブルク」)。サンピアザ劇場神谷演劇賞(2011年、2013年)など。
川上りえ
1989年 東京藝術大学大学院修了。現在、北海道石狩市に在住。個展、グループ展を通して彫刻、インスタレーション、インタラクティブ・ワークという形で作品を展開。札幌を中心に、国内外でアーティスト・イン・レジデンスプログラムや展覧会を通して展覧会活動を行う。
近年の個展:
2017年「Landscape Will -On the Ground-」」ギャラリー門馬ANNEX(札幌)、2018年「Cloud Rock」ARTBOX(札幌)、2019年「Landscape Will 2019」札幌文化芸術交流センタ―SCARTS(札幌)
助成及び受賞:
2006年 文化庁新進芸術家海外研修制度の助成を受け、ロケーション・ワンのレジデンスプログラムに参加(NY,U.S.A)、2012年札幌文化奨励賞受賞(札幌)、2014年 S-AIR AWARDを受賞し、ルーマニア、シビウでのレジデンスプログラムに参加(Siubiu,Romania)、2018年「JR Tower Art Planets Grand prix Exhibition 2018」で準グランプリ受賞(札幌)
https://reicreatesart.wixsite.com/riekawa
山下残
1970年生まれ。1990年代より振付家・演出家として実験的で野心的な舞台作品の発表を続ける。 2002年には、来場者に100ページの本を配り、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に見る「そこに書いてある」を発表。2004年には、スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを身体とあわせて見る「せきをしてもひとり」で、京都芸術センター舞台芸術賞受賞。このほか、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」(2003)、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」(2005)、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」(2007)、観客席の頭上に水面の映像が映るモニター15台を吊り下げた「大洪水」(2010)を発表。俳優としても活躍し、太田省吾演出作品「きこえる、あなた?」(2005)や、松本雄吉演出作品「イキシマ」(2010)に出演。2008年には、「そこに書いてある」をリメイクし、「It is written there」をクンステンフェスティバルデザール(ベルギー)にて発表。翌年にはイスタンブール国際コンテンポラリーダンス・パフォーマンスフェスティバル(トルコ)にて公演。このほか、2009年には「せきをしてもひとり」を、エスプラネードシアタースタジオ(シンガポール)にて発表するなど、海外での公演も多数。