バレエ、ダンスを実際に踊られている方が歴史に触れる機会は極めて限られているのが現状です。そうした中でバレエ、ダンスの歴史を知ることはクリエイション、教育、自身の活動の何らかの助けになるはずです。その種まき作業を始めたいと思います。
日程・会場
神戸:12月11日[水] ArtTheater dB KOBE(神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階)
東京:未定
募集概要
関心のない方もある方も歓迎。特に、ダンス、バレエにかかわる方々に、
小難しくもなく、年表でもない「ダンスの歴史」に触れていただけたらと思います。
参加費:1,000円
募集開始:8月頃を予定
問合・申込
E-mail: knowdancehistory@gmail.com
講師/アーティスト略歴
芳賀直子
舞踊史研究家、東京生まれ、ベルギー、鎌倉育ち。
舞踊、中でもバレエ史を中心に研究を行っている。専門はバレエ・リュス、バレエ・スエドワ。ベルギーでバレエという存在に出会って関心をもち、大学在学中にバレエ・リュスに出会い、本格的に研究を始める。大学では「近代舞踊史研究会」を主宰、会報『バラーレ』を編集・執筆。大学院ではバレエ・リュスに加えてバレエ・スエドワにも対象を広げ、明治大学大学院文学部演劇学専攻博士課程前期修了。(文学修士取得)
1998年のセゾン美術館における『バレエ・リュス』展での仕事を皮切りに、舞踊史研究家として執筆、講演、展覧会監修等を行うようになる。雑誌、新聞、プログラム、機内誌等各種媒体への執筆活動と共に、そのエレガントでアグレッシブな独特の語り口による講演の人気も高い。
大正大学客員准教授、新国立劇場バレエ研修所、K Ballet TTC(Teacher’s training
Course)にてバレエ史を担当。日本ダンスフォーラム(JaDaFo)会員。
著書:『ICON~伝説のバレエ・ダンサー ニジンスキー妖像~』(講談社)
『バレエ・リュス~その魅力のすべて~』(国書刊行会)
『拍手しすぎる日本人、行列してまで食べないフランス人』(講談社+α新書)
『バレエ・ヒストリー~バレエの誕生からバレエ・リュスまで』(世界文化社)
『祇園祭の愉しみ~山鉾と御神輿をめぐる悦楽~』(PHP出版)等